2010年10月24日日曜日

チェーン、カセットスプロケットの交換2

チェーンとカセットスプロケットを交換するには、概ね次のような手順だ。
1)チェーンの取り外し
2)カセットスプロケットの取り外し
3)新しいカセットスプロケットを取り付け
4)チェーンの長さの調整
5)チェーンを取り付け
今回は、ついでに2)と3)の間にリアハブのグリースアップも行った。

1)チェーンの取り外し
 TOPEAK スーパーチェーンツールでチェーンを切断。初めての体験。はたしてツールの使い方は正しいのか?
などと思いつつ、作業を物珍しげに眺める次男を背景にチェーン切断完了。
外したチェーンの長さを比べてみる。
端を合わせて
反対の端を比較する
5mm程度伸びていたようだ。
2)カセットスプロケットの取り外し
スプロケット外し工具とロックリング外しを使用して、スプロケットを取り外ずした。
新旧のスプロケットを比較してみる。
11T 左が新しいモノ、右が古いモノ
13T左が新しいモノ、右が古いモノ
目で見て分かるほど擦り減っているが、本当に交換が必要だったのか・・・。
新旧カセットの比較 左が新(HG50) 右が旧(HG40)
ロックリングに品番などがプリントされていてやや高級感がある。HG40の表示は刻印。
ついでに重さの比較
旧(HG40 8i aw 11T-32T)は約370g 新(HG50 8i an 11T-30T)は約330g。約40gの軽量化。

ここで、ハブのグリースアップ
思ったほど、汚れていないような気もするが、ここまで外したので、グリースを拭きとって新しいグリースを充填した。

3)カセットスプロケットの取り付け
ロックリング外しとトルクレンチを使用して、カセットスプロケットを取り付け。
ロックリングに指定していある40Nmで締め付けるが、ロックリングの緩み止め(と思われる)ラッチの感触とトルクレンチの「カクッ」という感覚が分かりにくいが、まぁ、それなりのトルクで締め付け完了。
4)チェーンの長さ調整
チェーンの長さを決定方法は、リアディレーラのメーカによって異なるようだ。
ESCAPE R3のリアディレーラはSRAM 3.0なので、SRAMのHPで確認する。
幸いマニュアルが掲載されていた。ちゃんと日本語も有る。(去年見たときは見つけられなかった。)SRAMの場合は、アウター側のチェーンリングとロー側のスプロケットにチェーンを掛けて2リンク分余分を持たせるタイプのようだ。
フロントのチェーンリング上で確認する。

ミッシングリンクが有るので、1リンク分余分に残して切断すればよいのだが、確認してみると、ディレーラーが「フリーホイールプロテクター」なるプラスチック板に干渉することが分かった。
4リンク余分の状態(32Tと同じリンク数) 
2リンク余分の状態(30T用の設定)
プロテクターを外せば良いのだろうが、チェーンを切るのは後でも出来ると考えて、4リンク余分の状態でカットした。
という訳で、チェーンの重量比較。
 旧
 旧(KMC Z7)310g 新(KMC X8)300g リンク数が同じでほぼ同じ重さ。
ちなみに、チェーンリングの掃除をするのにチェーンガードを外して重さを量ってみた。
チェーンガード約50g
外した方が良いかもと思いつつ、再び装着。
チェーンリングで、チェーンのたるみを確認。
チェーンを引っ張ってみても隙間が出来ない。写真は撮っていないが、前のチェーンではかなり以前から隙間が出来ていたので、交換した効果が有ったのだと思われる。
工場出荷状態のチェーンについている年度の高い油は埃や砂がつきやすそうなので、最初に灯油で洗浄すべきだったかと思いつつ、最後に注油して作業終了。
チェーン交換の効果を確認したいところだが、今日は雨で、明日も雨の予報なので残念。

2 件のコメント:

sniper さんのコメント...

まだ1300kmしか走っていない私の11Tの方がよ~く削れています。
やはりチェーン交換して、今度はまめにチェーンを洗うことにします。

escape2009 さんのコメント...

Sniperさん
私はもっぱらフロント38Tを使用して回転数で稼ぐタイプなので、チェーンもスプロケットも負荷が少なかったのではないかと思います。チェーンとスプロケット交換した後にまだ走っていないので、早いところ効果を確認してみたいです。