2011年6月26日日曜日

休日は野鳥観察

うちの奥さんに臨時収入があった。
奥さんの趣味は野鳥観察なのだが、必需品のフィールドスコープは知人に譲ってもらった結構年季の入ったモデルで、三脚もホームビデオを購入する際におまけで付けてもらったものを使用している。
そこで、この貴重な収入が生活費に消えてしまう前に、このアイテムをグレードアップするように指令は下った。
さて、野鳥観察愛好家の間では、
フィールドスコープ=コーワ or ニコン
三脚=ジッツォ
という定番があるようだ。
今回は、フィールドスコープの倍率を20倍から30倍にするとともに、写真撮影も視野に入れることになった。
定番で構成しようとすると次のようなパターンになる。
コーワ PROMINAR TSN-774 ¥157,500- +アイピース TE-17W ¥42,000-
ジッツォ GT1540F ¥92,400- + 雲台 GH1720QR ¥ 35,070-
合計 ¥326,970-
20%OFFで調達したとしても、¥260,000-を超えてしまう。
ちなみに、臨時収入は¥77,000-なのだ。

奥さんの野鳥仲間にフィールドスコープや三脚をいろいろ借りて、しばらくリサーチを続けた。
そうこうしているうちに、フィールドスコープは
ビクセン ジオマII ED82-Sセット 定価¥115,500- をヤフオク¥48,010-で発見
写真撮影も視野に入れるので、三脚もそれなりのものを検討する必要がある。
スコープの重心に合わせて取り付け位置が調整できる雲台がセットされた
スリック 515QF 定価¥55,020- がアマゾンで¥31,308- 。
この構成なら、合計¥79,310-
本来なら、三脚の価格を落として、デジタル一眼の本体を購入したいところだったが、借用してみたいくつかの三脚を試してみて、三脚の剛性が低いと、焦点距離換算で2000mm近くになるフィールドスコープでの撮影はとても無理だと感じられたので、デジタル一眼の購入は今回は見送って、基本構成を充実させることにした。
とりあえず、やや予算超過だが、なんとかそれらしい価格に収まる。

少し不満を滲ませる奥さんになんとか納得してもらって、この構成で購入。

今まで使用していたスコープと三脚の構成は、軽くて持ち歩くのにはよかったが、高さが低く雲台の動きももう少しだったので、長時間の観察には向かなかった。

今回の構成のメリット・デメリットは以下の通り。
<メリット>
大人の身長に合わせた十分な高さがあるので、腰をかがめずに観察できる。
水準器を備えた雲台は設置時に水平が出せるので、視野を水平に移動しやすい。
(これは意外にも池の対岸にそって鳥を探すのが役に立った。)
スコープの重心に雲台の中心を合わせられるので、狙った位置に視野を固定しやすい。
(想像以上の効果、使ってみるまではこんなに差があるとは思わなかった)
<デメリット>
重たい。スコープと三脚で約5kg
大きい。三脚は縮長で76cm

まさに、メリットとデメリットはトレードオフの関係だった。

最終目標は、写真撮影なので、親戚から借りてきたデジタル一眼(Nikon D50)と手持ちのコンパクトデジカメを取り付けて写真撮影をトライしてみた。
D50とスコープ
ちょっと追加の出費で、カメラアダプターを購入。
重心位置がかなり後ろになるために、雲台のスライドが前いっぱいになっている。
それなりに剛性感はあるが、カメラのレリーズ時にミラーアップの振動でスコープが揺れるのがわかる。スコープの取り付け位置と雲台の中心を合わせたほうが安定するかと思ってトライしてみたが、バランスが悪くなるだけで振動は改善せず。
この構成で、35mm換算1800mm(F22) D50はCPU非内蔵レンズでは測光機能が使用できないので、ISO感度1600にしてシャッター速度をいろいろ変えてみるものの、晴れていても露出不足になってしまう。
シャッター速度1/1600 RAWデータの現像ソフト(UFRaw)を使用して露出補正、ノイズ除去。夕日とはいえ、直射日光に当たっているのに、この程度の明るさになってしまう。


コンパクトデジカメ(Panasonic DMW-CFT3)とスコープ
古いスコープ用に購入していた「デジタルカメラクイックブラケット」で取り付け。
光軸を合わせるのに手間取るのが難点。
ズームが効いたり、オートフォーカスも機能する。手ぶれ補正も効いているかも。
シャープさは欠けるが、普通に撮れている。撮影条件はAiオートでISO感度400 シャッター速度1/60
やはり手ぶれ補正の威力なのか・・・。6年前のデジタル一眼と今年のモデルのコンパクトデジカメの画像処理性能の差なのか。レリーズ時に振動がない点も安心感がある。

次回の臨時収入があったら、ミラーレス一眼(ミラーがない一眼を一眼というなら、コンパクトデジカメも立派な一眼だと思うが)を検討したいとつくづく感じた。

2011年6月12日日曜日

休日は屋内で

自転車でトレーニングとか、そんな気持ちは少しも無いのだが、記録を付けるのが好きなので、走った記録はJogNoteに残すようにしている。
これにはちょっと癖になるような魅力があって、冬場とか梅雨時とか天候不順が続いて走行距離が伸び悩むとなんとなく焦りを感じてしまうのだ。
かといって、雨の中を走る気は無いし。

そんな訳で、家の中でも自転車に乗れる?トレーナーについては、Webカタログなどをながめては煩悩を高めていた。

そして、今年はいつもより早い梅雨入りを迎え、走行距離が伸び悩む時期がやってきた。
高まった煩悩は、この時とばかりに解き放たれて、ポチっとやってしまったのだった。

そして、昨日、ブツは届いたのだった。


早速組み立ててみた。

自転車は、eco(logical)な趣味では有るが、eco(nomical)な趣味ではなかったのだった。

2011年6月4日土曜日

休日は新ルート開拓

今日は梅雨の晴れ間となったので、3週間ぶりにION PROで出かけた。
もう6月なので、今年初の半袖のジャージにサイクルパンツでのサイクリングだ。

普通の週末は、午前中か午後の半日コースで出かけるので、走れる距離は70km程度となって、坂道や交通量の多い道を避けているとおのずとルートが固定されてしまう。

そこで、今回は新しいルートを開拓してみることにした。

今日のルートは、前回ピストンで帰って来た「箱乢」を経由して、別のルートを帰る約70kmのコースだ。
ルートラボで見るとこんな感じ。

箱乢の上りはやはりきついし、後半は国道を走ることになるのがちょっと難点だ。
ただ、箱乢を越えると国道に出るまでは、川沿いの下り基調の道となるので、なかなか快適。

途中まではいつものダム湖ルートなので、その日の調子次第で選べるバリエーションが出来た。

いつものハス池 少し若葉が出てきた?
いつもの堰堤 今日も放流中
前回はここでUターン
大津神社で休憩
下界は暑い 川沿いの桜並木の日陰で、また休憩