2010年10月31日日曜日

ブレーキ交換

 ION PROはディレーラとシフター、カセットはSHIMANO 105シリーズだが、ブレーキはPromax RC466Aだ。納車時に、自転車屋さんがさりげなく、「そのうちブレーキも105に変えると良いですね!」と言われて、「最初のグレードアップはブレーキだ!」とひそかに決意していたのだった。
 ところが、先日、自転車師匠の同僚から105のブレーキセット前後を格安で譲ってもらえることになったのだ。ご自分の自転車用に購入して取り付ける前に、自転車本体が盗難にあったそうで、気の毒なことこの上ない。しっかりワイヤーを掛けていたのに、気がつくとワイヤーごと消えていたそうで、計画的な犯行に遭ったらしいとのこと。犯罪行為は本当に許せない。

未開封の新品 SHIMANO 105
 
という訳で、今日はブレーキの換装に臨んだ。
ブレーキの換装は初めてなので、まずは、現状の確認から。


キャリパーブレーキは、ボルト1本で止まっているだけなので、基本的にこれを外してワイヤーを付け替えるだけだ。 まずはブレーキのパーツと取り扱い説明書を確認する。

本体とスペーサ、ナット、各国語版の取り扱い説明書、そして、リア用で有ることの注意書きが梱包されている。
続いて、既存のブレーキを取り外す。
新旧ブレーキの比較

右が105。形状はほとんど同じ。
ここで、最初の問題が。

ブレーキを固定しているナットが、105に付属しているモノ(上)の方がかなり短い。この長さでは、フレームの穴に届かないので、元々ついていたものを使うことに。
ブレーキをフレームに取り付けて、ワイヤーを通したところで次なる問題が。

105のケーブル調整ボルトは、アウターケーブルのエンドキャップをとりつけずに差し込むようになっている。このため、エンドキャップが付いている現状ではそのまま取り付けることが出来ない。
アウターワイヤーは、ペンチで切ることもできそうだが、ペンチの刃も痛みそうだし、見た目も悪くなりそうだ。
ここは、ワイヤーカッターを購入するべきだろう。ネットで調べたら、近くのホームセンターで2400円程で販売されているのと同じワイヤーカッターが1000円程度で売られているので、ネットで購入することに。
マルイ ツール ワイヤーカッター
価格:995円(税込、送料別)

マルイ ツール ワイヤーカッター

購入代金の半分も送料をとられるのはなんだか癪だ。
そういえば、ESCAPE R3のアウターワイヤー(リア側ディレーラ側)にひび割れが発生していたのだ。という訳で、併せて、アウターワイヤー(ブレーキ用、シフター用)も購入することに。
アウターワイヤーのブランドは何を選んだらよいのかまるでわからないので、
1)ワイヤーカッターの価格が最も安かったショップで取り扱っている
2)色は白
という点で選択した。
grunge ライナー入りカラーシフトアウターワイヤー/ グランジ 自転車パーツ
価格:535円(税込、送料別)

grunge ライナー入りカラーシフトアウターワイヤー/ グランジ 自転車パーツ
grunge ライナー入りカラーブレーキアウターワイヤー/ グランジ 自転車パーツ
価格:446円(税込、送料別)

grunge ライナー入りカラーブレーキアウターワイヤー/ グランジ 自転車パーツ

ということで、続きはワイヤーカッターが届いてからということに。

2010年10月30日土曜日

今日のダム湖

ここのところ天気もぐずつき気味で、体調もすぐれなかったのだが、この週末は台風14号の影響も思ったほどではなくて降水確率も低かったので、久々にダム湖に向かった。
こちら方面は、9月11日以来だ。
夏場には、涼風を運んでくれたハス池も、シーズンオフとなった。また来年の夏に期待したい。
今にも降り出しそうな曇り空を眺めながら、雨に降られるのもつらいのでどこで引き返そうかなどと考えながら、いつもの堰堤まで来てしまった。
ここまで来ると、ダム湖の周回道路を走らない手は無いが、今日は家を出るのも遅かったので、いつもよりショートカットのコースを走ることにして、いつもの写真ポイントまで行った。
曇天の上に、結構風も強くて、橋の多いダム湖の周回道路では横風で結構怖いと感じる場所も有った。そろそろ、紅葉の季節で、この季節を過ぎるとこちら方面は天候不良の度合いが多いのでなかなか来れなくなるな。

2010年10月28日木曜日

GPSロガー

サイクリングのお供に、auのRun&Walkを活用してきたが、剣山サイクリングで電池切れになったのと、結構パケット料がかかっていることから、安価なGPSロガーを探していた。
予算範囲を3万円以上に上げると、
ガーミンのEdge500

や、Edge705

が有って、とても魅力的なのだが、初めて購入するGPSロガーとしてはちょっと高価すぎるような気がする。とりあえず「安価」という切り口で、ネットで調べたところ、
期間限定SALERGM-3800 GPSロガー [大容量最大650000ログポイント]
価格:5,980円(税込、送料別)

期間限定SALERGM-3800 GPSロガー [大容量最大650000ログポイント]
を発見。パソコンの前で散々(と言っても2時間程度)悩んだ後にポチっとしてしまったのが24日のことだ。
26日には商品が届いたので、別件の用事で休みをとった昨日(27日)、いつものダム湖付近で動作テスト。

ログ間隔がデフォルトの15秒だと、若干コーナーをショートカットする傾向が有るが、これは1秒にするとかなり改善できるようだ。
速度も記録されているので、これはなかなか良い買い物をしたと満足している次第。
今週は、天候不順などで殆ど乗らずに使うばかりの日々だが、明日の天気はなんとか自転車通勤できそう。今月の走行距離は、あと11kmで300kmに届くので、明日はちょっと余分に走るか・・。

予防接種

今年もインフルエンザの季節がやってきた。
どうも、世間でも賛否両論が有るし、わざわざウィルスを体の中に招き入れなくても良いような気がして、例年は接種しないのだが、昨年と今年は受験生なるインフルエンザの感染力よりも課題の多い現実を抱えているので、やむを得ず受けた。
昨年は、誰かさんが散々後手後手に回してしまって、廃棄することになった新型インフルエンザのワクチンは回ってこなかったので一般のワクチン(A型?)を接種したのだが、今年のワクチンには新型の株も入っているそうで、抗体の無い人には風邪の症状が出るかもしれない、との説明だった。
という訳で、今日は、インフルエンザワクチンによる風邪に似た症状(のどが痛くて、ちょっと関節が痛い、でも熱は無い)だったので、大事をとって会社は休んだ。
昼すぎて症状は治まったのだけど、天気は悪いし、外の風は寒そうなので、家の中で何もせずにゴロゴロして過ごすのも一興だ。

2010年10月24日日曜日

チェーン、カセットスプロケットの交換2

チェーンとカセットスプロケットを交換するには、概ね次のような手順だ。
1)チェーンの取り外し
2)カセットスプロケットの取り外し
3)新しいカセットスプロケットを取り付け
4)チェーンの長さの調整
5)チェーンを取り付け
今回は、ついでに2)と3)の間にリアハブのグリースアップも行った。

1)チェーンの取り外し
 TOPEAK スーパーチェーンツールでチェーンを切断。初めての体験。はたしてツールの使い方は正しいのか?
などと思いつつ、作業を物珍しげに眺める次男を背景にチェーン切断完了。
外したチェーンの長さを比べてみる。
端を合わせて
反対の端を比較する
5mm程度伸びていたようだ。
2)カセットスプロケットの取り外し
スプロケット外し工具とロックリング外しを使用して、スプロケットを取り外ずした。
新旧のスプロケットを比較してみる。
11T 左が新しいモノ、右が古いモノ
13T左が新しいモノ、右が古いモノ
目で見て分かるほど擦り減っているが、本当に交換が必要だったのか・・・。
新旧カセットの比較 左が新(HG50) 右が旧(HG40)
ロックリングに品番などがプリントされていてやや高級感がある。HG40の表示は刻印。
ついでに重さの比較
旧(HG40 8i aw 11T-32T)は約370g 新(HG50 8i an 11T-30T)は約330g。約40gの軽量化。

ここで、ハブのグリースアップ
思ったほど、汚れていないような気もするが、ここまで外したので、グリースを拭きとって新しいグリースを充填した。

3)カセットスプロケットの取り付け
ロックリング外しとトルクレンチを使用して、カセットスプロケットを取り付け。
ロックリングに指定していある40Nmで締め付けるが、ロックリングの緩み止め(と思われる)ラッチの感触とトルクレンチの「カクッ」という感覚が分かりにくいが、まぁ、それなりのトルクで締め付け完了。
4)チェーンの長さ調整
チェーンの長さを決定方法は、リアディレーラのメーカによって異なるようだ。
ESCAPE R3のリアディレーラはSRAM 3.0なので、SRAMのHPで確認する。
幸いマニュアルが掲載されていた。ちゃんと日本語も有る。(去年見たときは見つけられなかった。)SRAMの場合は、アウター側のチェーンリングとロー側のスプロケットにチェーンを掛けて2リンク分余分を持たせるタイプのようだ。
フロントのチェーンリング上で確認する。

ミッシングリンクが有るので、1リンク分余分に残して切断すればよいのだが、確認してみると、ディレーラーが「フリーホイールプロテクター」なるプラスチック板に干渉することが分かった。
4リンク余分の状態(32Tと同じリンク数) 
2リンク余分の状態(30T用の設定)
プロテクターを外せば良いのだろうが、チェーンを切るのは後でも出来ると考えて、4リンク余分の状態でカットした。
という訳で、チェーンの重量比較。
 旧
 旧(KMC Z7)310g 新(KMC X8)300g リンク数が同じでほぼ同じ重さ。
ちなみに、チェーンリングの掃除をするのにチェーンガードを外して重さを量ってみた。
チェーンガード約50g
外した方が良いかもと思いつつ、再び装着。
チェーンリングで、チェーンのたるみを確認。
チェーンを引っ張ってみても隙間が出来ない。写真は撮っていないが、前のチェーンではかなり以前から隙間が出来ていたので、交換した効果が有ったのだと思われる。
工場出荷状態のチェーンについている年度の高い油は埃や砂がつきやすそうなので、最初に灯油で洗浄すべきだったかと思いつつ、最後に注油して作業終了。
チェーン交換の効果を確認したいところだが、今日は雨で、明日も雨の予報なので残念。

チェーン、カセットスプロケットの交換1

夏にION PROを購入したので、それ以来あまり恵まれない境遇になってしまったESCAPE R3なのだが、私の自転車生活を一変させてくれた大切な相棒で、日々の自転車通勤(距離は短いけど)を支えてくれている。
最近、走行距離が約4000kmとなったので、フロントハブのグリースアップをしたのだが、チェーンとスプロケットも換え時らしい。
ウェブを調べると、コンポーネントをロード化したり、軽量化している記事が多いが、ウチのESCAPEはタイヤを変更しているくらいで殆どノーマルのままだ。スプロケット交換に合わせて10速化しようかなどと煩悩をかきたてられたのだが、ここのところ散在が続いているので、歯数の変更とパーツのグレードをアップするだけにした。
カセットスプロケット:SIMANO HG40 8i-aw(11T-32T)→HG50 8i-an(11T-30T)

インナーが32TはMTB的な構成なので少しロードよりに。スプロケットが少し小さくなるので若干軽量化にもなるはず。
チェーン:標準 KMC Z7 →KMC X8

X型シェイプで変速がスムーズになるらしい。また、ミッシングリンクが付属しているので、チェーンの手入れがし易くなる。
ジャパンカップクリテリウムのUSTREAM中継(アーカイブの方が動画がスムーズ、ライブはかなり駒落ちだった)を見ながら作業したものだから、なかなか進まない。
実際の交換作業については、また次回。

2010年10月23日土曜日

サイクルモード2010

サイクルモード2010が開催される。
昨年は、何かと気ぜわしい状況だったので行けなかったが、今年はクルマに何人かで乗り合わせで行こうという話になった。
しかも、大きな声では言えない(既に言った人にもさらに言えない)散在のおかげも有って、無料招待券を4枚ゲット。
あっ、行くのはみんなで5人だった・・・。まぁ、5人で割れば、250円(前売り)だからいいか。

2010年10月17日日曜日

パンク修理

この週末はとてもよい天気でサイクリング日和だったのだが、10月に入ってから剣山、サイクル耐久と週末ごとに遊び回っていたので、畑の手入れをすることに。
しかしながら、畑仕事の味方「ネコ車」は少し前にパンクしたまま放置状態。自転車だったらその場で直すのに・・・。
そこで、今日はまず、ネコ車のパンク修理から。
何かが刺さった後も、どこかで挟んだ様子もないのに、成形型のパーティングライン?上から空気が漏れているのを確認できたので、
パナレーサー(Panaracer) イージーパッチキット
パナレーサー(Panaracer) イージーパッチキット






で修理。もしかしたら、チューブよりパッチの方が高かったかも。パッチの消費期限があと1年位なので、大事に置いておいても仕方が無いので使用。
こんな感じで組み立て。
畑の方は、地主さんが田んぼを拡張するとのことで、レイアウト変更の一日。

2010年10月15日金曜日

2010年10月11日月曜日

天満屋ハピータウンカップ2010

年に1度のレース参戦。
今年も(と言っても2度目)「天満屋ハピータウンカップ」に参加した。
好天に恵まれ、しんどいけれど楽しい一日を過ごすことが出来た。
2時間オープンを走ったので、レース開始前も後もパドック周辺は、すごい人で、自転車を置く場所も無く、記念写真を撮るのも忘れていたので、帰宅前に車に積んだところでかろうじて一枚。
ちなみに、出走前は「ツーリング気分で」と思っていたのだが、走りだすとやはり熱くなってオーバーペースとなってしまった。
ゴールして自転車から降りると、背筋が痛くて身動きが取れない状況。
平均速度は、
しばらくは、あちこち筋肉痛でつらそう。

2010年10月3日日曜日

剣山

10月2日に剣山に行って来た。
初日にサイクリング、2日目に登山の1泊2日で計画していたのだが、天気予報をにらみながら宿泊はキャンセルしていた。
しかし、直前の天気予報で天気の崩れが小さそうだったので誘っていただいたK先輩、とても乗り気なsniperさんと相談して、「日帰り」・「貞光ゆうゆう館-見ノ越登山口ピストン」にスケジュール変更して、雨が降ったら現地で中止も視野に入れて、強行した。

しかし、予想に反して現地は晴天。勇んで標高差1400mの上り坂に挑んだのだった。

このルート、スタート地点の標高は約50m、最初に25kmは上り勾配5%以下で標高400m程度まで上り、残りの15kmでこのルートの最高地点標高1450mまで1000mを上ることになる結構ハードなコースだ。ちなみに、標高差1400mと言えば、岡山県の最高峰「後山」の標高1345mよりもよりも高いことになる。

スタートから約10km地点、蜂須トンネル南から南方向を望む
目的地剣山とは若干方向が異なるが、きれいな青空だ。

約15km地点 岩戸
渓谷が美しい。

約25km地点 第一ヘアピン手前
この辺りから勾配がきつくなる。

約30km地点
上り坂はきついが深い谷の景色は美しい。


約31km標高1000m地点
頻繁に休憩。

約33km地点 謎の「休息所」
前も後ろもこれ以上軽いギアは無い状態。休息所なので休息。

約35km地点 「第7ヘアピン」
これが最後のヘアピン。

約36km地点 剣山スキー場
この時点で13:00を回っていて空腹状態。ロッジが営業していないかと期待したが、残念ながらシーズンオフで休業中。ただ、この先はかなり勾配が緩くなっているのが救い。

ショックのあまりへたり込む面々。

約38km地点 視界が開けて絶景。

約41km地点 目的地見ノ越登山口の駐車場より下界を望む
ようやく昼食に有りついて一安心。ここで15:00過ぎ。登山リフトは片道15分とのことなので、乗ろうかと思ったが、この時点で天候は曇り。「雲しか見えませんよ。」ということで断念。


帰途、登山リフトを望む
この写真を撮ったところで、携帯の電池が空に。
後はひたすら下るのみ。
第一ヘアピンの下までは、下り勾配がきついのと、路面が結構あれているのでタイヤがとられそうで怖くてスピードが出ない。15:00を回っているのに結構上ってくるクルマも有ってひときわスピードを落としてしまう。
貞光地区に戻った辺りからは、緩やかな下りで道も広く路面も奇麗なのでとても快適。
終わりよければすべてよし。また来てみたいと思ったのであった。